@article{oai:cygnus.repo.nii.ac.jp:00000276, author = {酒井, 董美 and SAKAI, Tadayoshi}, issue = {46}, journal = {鳥取短期大学研究紀要, MEMOIRS OF TOTTORI COLLEGE}, month = {Dec}, note = {わが国には「八百比丘尼」に関する伝説が多く,27都府県にわたって存在していることが,これまでの文献から明らかになっている.要旨は,漁師たちが竜宮に招かれて,人魚の肉を料理に出されるがだれも食べない.たまたま一人がそれを持ち帰り,そこの娘が食べたところ八百歳の長寿を得,しかも容姿は若い娘のままである.娘は比丘尼となって諸国を行脚し,植樹をしたり橋などを建立したりするが,最後は若狭の国で入定するというのが一般的な形である.本稿ではこの説話と「浦島太郎」の説話を対比させながら,人々の長寿を願う気持ちを背景に,祖霊信仰を踏まえて成立したものであることを,民俗学の立場から考察したものである.}, pages = {21--38}, title = {八百比丘尼伝説—山陰を中心にその伝承の種々相を考える—}, year = {2002}, yomi = {サカイ, タダヨシ} }