@article{oai:cygnus.repo.nii.ac.jp:00000036, author = {岡野, 幸夫 and OKANO,Yukio}, issue = {74}, journal = {鳥取看護大学・鳥取短期大学研究紀要, MEMOIRS OF TOTTORI COLLEGE OF NURSING AND TOTTORI COLLEGE}, month = {Jan}, note = {平安時代十一世紀初頭に成立した仮名随筆作品である『枕草子』に見られる複合動詞語彙について、数量的観点から概観した結果、『枕草子』は日記文学としての性格も色濃く持つが、とくに他の日記文学作品との語彙の共通度が高いわけではないこと、また、女性作者による平安和文作品の複合動詞語彙は均質性が高く、文学ジャンルによる違いを分析するには、さらに精密な分析の観点や手法を必要とする、という見通しを得た。また、「作者による用語選択の意識」という観点から分析した結果、卑近な日常語を避ける、明快な表現を目指す、という理由で物語作品では用いられない複合動詞が『枕草子』には用いられている、という仮説を得た。}, pages = {巻末(1)---13}, title = {『枕草子』の複合動詞語彙 : ー用語選択の意識から見たー}, year = {2017}, yomi = {オカノ, ユキオ} }