@article{oai:cygnus.repo.nii.ac.jp:00000072, author = {岡野, 幸夫}, issue = {67}, journal = {鳥取短期大学研究紀要, MEMOIRS OF TOTTORI COLLEGE}, month = {Jun}, note = {衣川長秋著「やつれ蓑の日記」の現代語訳と注釈を試みる。本作品は同じ衣川長秋著の『田蓑の日記』と比較して、かなり小さな作品ではあるが、『古事記』や『伊勢物語』など、古典を背景とした叙述や、和歌の表現に興味深いものがあり、味読に堪える「古典」文学作品たりえている。原文は、『鳥取短期大学研究紀要』第60号に掲載した翻刻による。今回は序文および四月十九日までについて訳注した。現代語訳については、原文に忠実となるよう心がけたが、原文なしで独立して読んでも理解できるよう手を加えた箇所がある。また、和歌については、表現が複雑に絡み合っていて単線的な現代語訳が困難なケースが多いため、若干まわりくどい現代語訳になっている。本稿の目的は、本作品の表現を味読し、古典文学作品としての魅力を発掘しつつ、古文を読むことの面白さを紹介することにあり、現代語訳はその参考にすぎない。本稿の構成は、原文の内容にしたがって段落分けをしつつ現代語訳を掲げ、その後に語釈を掲げる。また、必要に応じて補注を加える。原文は、和歌を除き紙幅の都合により省略した。今後、数回に分けて続篇を予定している。}, pages = {巻末(1)---11}, title = {「やつれ蓑の日記」訳注(一)}, year = {2013}, yomi = {オカノ, ユキオ} }